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4.16

河ポイント

佐藤央さんの連載が更新されたので読んでみましょう。『接吻』にまつわるエトセトラとなっております。

遠い、遠いよ、東京駅からフィルムセンターが遠いよと足をずるずる引きずりながらひーこらひーこらばひんばひん、ジャン・ルノワール監督の『河』(50年)を見に行ってきました。偉いでしょ。

インドを舞台に、ガンジス川のふもとに住むアメリカ人にまつわるエトセトラな物語、美しい画面と素晴らしい映画っぷりをひたすら堪能、監督自身が意識したと言う通り確かに『ダージリン急行』だな最後に手紙捨てるのとかなんて思いながら涙しました。以上。

観賞後、この足は意外とマジでやばいかもと渋谷に移動してから急遽杖を購入。想像以上に可愛いデザインのものをゲット出来てご機嫌になって、杖をつきつきそのままピート・トラヴィス監督の『バンテージ・ポイント』を見に行ってきました。偉いでしょ。

アメリカ大統領暗殺にまとわるエトセトラ、いくらんなんでも12:00pm繰り返し過ぎやろと途中で思わず笑ってしまったが、久しぶりにかなり満足出来るアクション映画で嬉しかったのでした。普通に超ドキドキしたし最後までネタわからんかったし、スペインの石畳を舞台に繰り広げられるかなりハードなカーチェイスはかっちょ良かった。ラストが予想外にヒューマンな感じだったので「そんなオチかい!」とちょっと突っ込みたくならなくもなかったが、それまでが面白かったのとカメラが突然下がって上がったので良しとする。デニス・クエイドのポーカーフェイスが素敵でした。あと、今時は携帯電話ひとつでほんまに何でもできんねんなあと感心した。

それにしてもこの映画、絶対予告で損してると思われます。内容的に難しいやろうけどもうちょっと上手く宣伝すればもっと盛り上がった気がする。余計なお世話ですが。