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4.18

フレンチ娘

多くの方から素直に病院行けとのお言葉を頂きまくってるのにこんな暴風雨の中足引きずってフィルムセンターに向かってしまう私。アホかも。

しかも『フレンチ・カンカン』(54年)はついこないだ見たとこやねんけど、今回のは前回のとプリントだかフィルムだかが違うからもう一回見た方がいいとかどうとかとの情報を頂いた気がしたので再見してみた。しかし可哀想な脳の私は何が違うのかあまり具体的にわからなかった。しかし相変わらず素晴らしさ鬼の如しであった。ああ死にたい。

驚いたのは観賞後、ご機嫌になり過ぎて本当に足の痛みが軽減してたこと。嬉しいけど、本格的に脳に原因があるんじゃないかとちょっぴり心配。

そのままジャン・ルノワール監督の処女作だという『水の娘』(24年)を鑑賞。物語には一切関係ないけど、冒頭に樹がたくさん映ってるカットの光の加減に感動して軽く泣いてしまった。アホですね。

不幸過ぎて気が狂ってしまう様な娘の切ないけど可愛い、なんのひねりもないラブストーリーのしかも白黒サイレント映画で睡魔に襲われない偉大さ。娘が夢の中で白い(多分)ドレスをひらひらさせながら駆ける姿に頭がクラクラする。

見終わってから、そう言えばこれフランス映画なんやと思い出してみたり(気分はすっかりアメリカだった)。

映画後、gojo28歳にして生まれて初めてのさくら水産体験。なんか、ほんまに凄いもん出てくると思ってたけど意外に普通に美味しくてびっくりしたのでした。あの価格破壊っぷりにもびっくりこきまくったけど。