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5.22

つづき

ということで、勿論『お城が見える』に対する不快感というのは褒め言葉なのですが、昨夜見た2本のCO2受賞作は幼児虐待やらドメスティックバイオレンスやらが題材に使われておりトークショーでもそのことが話題になったりしてたんですが、監督さんたちはそこに社会問題を扱っている意識はないと仰っておりそれはそれでいいと思うんですが、仮にも庄司洋子先生の元で卒論何ぞを書いた身としては一応なんか考えた方がいいのかなと思ったりしたんですが、二日酔いの頭では気の利いたことが全く出てこず自分に失望中なんですが、それでも何となく感じるのは、そういうものを映画で扱う時にはそれこそ不愉快になる程やってくれないと昨今の難病ものブームじゃあるまいしと見ててむかつくだけなんですけどと。とりあえず最後に殺しとけとか心に傷負っとけ的な発想はそういう経験があるんですかと質問してしまう司会者と同じくらい恐ろしい、気がする。そして今日も今から呑みにいく。