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6.07

『カリブ・愛のシンフォニー』

と言うことで、3年目にして初リニューアルしてみました。可愛いでしょ。意外と元気でしょ。

リニューアル後一本目はテンション高めにシネマヴェーラさんにて鈴木則文監督の『カリブ・愛のシンフォニー』(85年)で、聖子と正輝の初々しいラブストーリ(でもラストはかなりブルー)を楽しむ。聖子の激しいアイシャドウと激しい肩パットと激しいパーマネントヘアーに慣れるまで少々時間がかかったが、やっぱりアイドル映画にしては妙ちくりんな作品で面白かった。脱いでるわけでもないベッドシーンがやたらとエロくてどぎまぎした。正輝がやたらとスペイン語が上手くてびびった。最後の幸せそうな二人(妄想の)の聖子のカメラ目線がやたらと怖くてどきっとした。鳥刺繍の切り返しには大爆笑した。

上映後は鈴木監督と青山真治監督のダジャレが飛び交う大変愉快なトークショーを拝聴。青山監督の次回作には時計が出てくることを知る。

トークショー後にはこっそり打ち上げの場に紛れ込み、鈴木監督による『接吻』の感想などを伺ったり映画バーのバーテンダーを思いっきり困らせたり。