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6.27

『シューテム・アップ』

湿気のせいで髪の毛がうねるばかりか脳みそまでふにゃふにゃしてきて日にちの感覚がおかしい今日この頃。自遊人のなせる技。

とりあえず昨日、自分でもよう分からんけどなんでかマイケル・デイヴィス監督の『シューテム・アップ』を見た気がする。内容に関して全く予備知識を持たずに行ったら、これが思いもがけない超バカ映画である意味感動したのでした。ある意味ね。

ゴルゴ13風の強面で無表情なガンマンの主人公が、とにかく最初から最後まで銃撃ってる。銃撃戦しながら妊婦を助け助産婦までやってのけたり(へその緒も銃で撃ち切る)、銃撃戦しながらセックスしたり(女は喜ぶ)、銃撃戦しながらスカイダイビングしたり(これはやり過ぎだと思った)。あまりにもアホらし過ぎると呆れながらも結構本気で笑えたのでまあええかと思えたり。脚本もあるようなないような内容で、監督がふざけたい一心で作ってるとしか思えないような映画なのに出てる役者が結構真面目な人たち(ポール・ジアマッティイとか)で、なんかやっぱりアメリカって凄いなあと妙な感心も出来ました。相変わらずモニカ・ベルッチさまの美しさは神々しかったです。個人的にはトイレに銃を落とすネタがお気に入り。