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7.08

『JUNO』

なんか私の好きそうな映画やなーと思いながらジェイソン・ライトマン監督『JUNO』を見てみたら、想像通り私の好きな映画で嬉しかったのでした。声を出して笑ったし、何度かホロリともしてしまったぜ。

興味本位でやってみたたった一回のセックスで妊娠してしまった16歳の女子高生が子どもを養子に出すこと前提で出産を決意、自分の家族やら里親やらボーイフレンドを巡ってあれやこれやの物語。

おでこの形と歩き方が私の相方(18歳で出産)そっくりなジュノの、不思議ちゃん過ぎないギリギリに好感が持てるキャラクターと、とにかく出てくる人たちがみんな頭悪そうやけど面白くていい人なのがよろしかった。かっこいい継母とかバカやけど頼りになる親友(個人的にかなりツボだった)とか自分勝手やけど憎めない里親とか情けないけど可愛い彼氏とか。アカデミー賞を受賞しただけある脚本の上手さに感動致しました。10代の妊娠を、重くもなく軽くもなく古くもなく新しくもなくさらりと映画にしてしまってるバランス感覚も大変よろしかった。センスの良さだけで押すかと思いきや意外とかなり細かいことに気を配ってたのもよろし。こういう映画がヒットするのはいいことなんじゃないでしょーか。

女子高生の妊婦が車を運転するのってかっこいいなと思った。親友の若気の至り的な男の趣味と里親の旦那のバカな行為が自虐的に面白過ぎた。でも今時の16歳はソニックユースを「ただの雑音」と言い切るんだなとジェネレーションギャップを感じて悲しくもなった。スタイリストいい仕事してるなーと感心した。

アメリカでも大ヒットしたらしいサントラがこれまた可愛らしくてつい買ってしまいました。よかよか。