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7.14

『歩いても歩いても』

岸川真さんの小説が更新されたので読んでみませう。なんか、九州行きたくなってきた。

大して興味もない映画をこんな鬼暑い日にわざわざ見に行く私を誰か褒めてと思いながら是枝裕和監督最新作『歩いても歩いても』を見てみたら、やっぱり私は是枝監督に大して興味が持てないと改めて確認出来た、意義があるんだかないんだかよくわからない結果に。

なんて言うの、所謂ニホンのフツーの家族が夏のある日に田舎の実家に久しぶりに集まって過ごす一日、おじいちゃんから孫まで集まってちょっとした笑いや暗い部分もあり、みたいな作品の、その台詞から芝居から諸々全てのノスタルジックなファンタジーっぷりが『おもひでぽろぽろ』的な(ロクに覚えてないけど)宮崎アニメレベルにしか見えなくて(実際出てる俳優みんな声優やってそうな感じの人たちじゃね?)、丁寧に撮られてる台所やせっかくの日本家屋もみそ汁のCMレベルにしか見えなくて、是枝監督て多分真面目で良い人なんだろうけどなんで映画撮ってんねんやろと身も蓋もない疑問が頭を駆け巡った114分であった。『誰も知らない』の時も思ったけど、「貧乏」とか「家族」って言葉に既にドラマがあると過信するんはいかがなものかしらん。この両親の性格含め。

ひとつの部屋に大人数が集まるシーンをもうちょっと面白く撮れないものかと思った。田舎の頑固な年寄りにしては原田芳雄はかっこよ過ぎるんじゃないかと思った。ラストに全てのネタが繋がるダサさは不要だろと思った。と文句ばかり垂れてしまうのは場内のお客さんたち(年齢層高め)があまりにも満足げだったのでそこに参加出来なかった悔しさからでもあるんですけどね…。

なんて言いながら、映画鑑賞後駆けつけた甥っ子の誕生日会にて自分の身内を改めて眺めて、私にはニホンのフツーの家族を語る資格もなければ共感する記憶さえ持たないという事実を思い出したので、上記の感想はあまり頼りにしないで下さい。どっちにしても個人的にはフツーの家族なんてわざわざ映画で見たくないけどさ。