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7.22

『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン』

本来は日本未公開予定だった作品がファンたちの署名活動によりめでたくロードショー公開となった、なんて経緯を聞くとほうどんなもんかいなと気になって見に行ってみたエドガー・ライト監督『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン』。結果的には満足できた大変面白い作品でございました。

有能過ぎるが故にロンドンからど田舎の町に左遷された警察官が主人公、という大きな物語の流れが冒頭3分に省略され、残り117分間とりあえずアホなことやっとけ!と暴れまくってる潔さが気に入った。さすがにちょっとしつこくね?と感じなくもなかったが、今まで苦手だったイギリスのコメディセンスにここまで笑えたという新鮮な喜びがあったので良しとする。不勉強な私はいちいちが何のパロディとか全然わからんかったけど、おじーちゃんおばーちゃんが銃をぶっ放しまくる銃撃戦では声を出して笑いつつマジかっちょいーとちょっと感動。男同士の親友ストーリーにも不覚にも感動。ほんまにドリフかよ!と突っ込みたくなるようなオチにもこんなことようやるわと逆説的に感動。でも、ああやっぱり村社会って気持ち悪くていやあねと勉強になったり。そして最終的には年寄り誰も死んでないんやと監督の優しさにホロリ。大人が本気でふざけるのって楽しいなあと改めて感じたり。こんな映画が署名活動によって公開に至ったというのは、ちょっと日本に安心できる話なんじゃないかと思ったり。

帰りに立ち寄ったもつ鍋屋で、隣りの合コン風集団が「すべらない話」ごっこみたいなことを始めだし、横で聞いてるだけで夏に鍋を食べてるのに冷や汗が止まらないという貴重な体験をする。映画でようさん笑っといてほんまよかった。