7.27
『帰らない日々』
どうやら今年も夏は死んでくれないらしくこうも暑いと化粧する気も起きないのでとりあえずノーメイクが許される街=池袋に出てふらふらと映画館に入りふらふらとテリー・ジョーダン監督の『帰らない日々』をぼーっと見てみた。
息子をひき逃げされた父親とひき逃げしてしまった父親が依頼者と弁護士という形で出会ってしまってふたりの苦悩はいや増すばかり…、と大変暗い映画。画面もやたら暗かったな。被害者と加害者の関係という物語に特に刺激があるわけでもなかったが、ホアキン・フェニックスとジェニファー・コネリーの夫婦が中々良く、またエル・ファニング(ダコタの妹)の小生意気な芝居にうっかり泣かされそうになってしまったのでした。ほんまに地味ーでなんの華もない作品やけど、たまにはこんなアメリカ映画もいんじゃないでしょうかと思えたのでした。でもいくら地味とは言え公開数日目にしてお客が私ともう一人だけってのも衝撃的やったけど、その人が坊主頭に金のネックレスをしてるようなB-BOYだったのもえらく衝撃的であった。
久しぶりに見たミラ・ソルヴィノは相変わらず可愛かった。弁護士役の人誰やっけーと思ってたら、帰宅後たまたまやってた『ゾディアック』(WOWOW)の刑事役の人で、でも眉毛の太さが3倍くらい違うくてびっくりした。久しぶりに見直した『ゾディアック』の面白さにもびっくりした。