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8.24

『ハプニング』

で、もうちょっとまともな映画を見ようとM・ナイト・シャマラン監督最新作『ハプニング』を見に行ったらこれまたなんだか変な映画で、殺人鬼もテロリストも武器も怪獣も隕石も登場させずハリウッド映画で大量に人を殺すって意外と安く出来るもんなんだなと半ば呆れつつ半ば微笑ましく鑑賞したのでした。ストーリーは、まあハプニングとしか言いようがないというか。

いちいち伏線めいたことがことごとく大して意味なかったりいちいち意味ありげな風貌をした登場人物にもことごとく大して意味なかったりするわけのわからなさは嫌いではない。携帯電話の動画画面はさすがにどうなのと思わなくもなかったり車の衝突シーンはさすがにしょぼ過ぎんじゃないんと思わなくもなかったがなんだか憎めないシャマランさん(電車にいたよね?)。人は命の危険を感じると浮気すら告白できるのだろうか…。

ぽんずの肉球が臭い。