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9.09

『SEX AND THE CITY』

そ、そしてついに今日は『SEX AND THE CITY(マイケル・パトリック・キング監督)を見に行ったのだーー!わーーー!!ほんとはお洒落で都会派な女子を4人揃えて行きたかったけどさすがに平日の昼間にそれは無理だったのでとりあえずキャリーとふたりで。それでも劇場内はほぼ女性客でほぼ満席。すげーな。

見た過ぎて見るのが怖かったこの作品。あんまり期待し過ぎることは映画によくないと重々承知してるけど期待せずにはいられない。めっちゃくちゃドキドキしながら鑑賞した結果、マジで大大大満足。144分(長い)が短い。っていうか冒頭あの音楽が流れてキャリーが登場した瞬間全身鳥肌立ちまくって、なんかもう感極まって。今すぐもう一回見たい。SATC万歳。

キャリーが結婚するとかサマンサがロスに行くとか細かいネタは事前に知ってたし、映画版だからといって凝った演出をするわけでもなくあくまでTV版の延長でしかない(それがいいんだけれど)。何よりドラマでは独身女性の新しいモデルだった4人が既に2人は既婚者であるという結構普通な環境からのスタート。でもそんなことどうでもいいと思わせる144分。ダレン・スターは偉大だ。

サマンサがキャリーに朝ご飯を食べさせるシーンとキャリーがヴィトンのバッグを買うところでは涙を堪えきれず(ジェニファー・ハドソンも可愛かったあああ)。個人的に一番きたのは「病気と恋愛を一緒にしちゃだめ」ってセリフ。やばかった。ヴォーグの編集長が言う「花嫁姿は40歳が限界よ」ってのにも心打たれたなあ(30歳と信じてたから)。10年後にもランバンのドレスは健在だろうか。メキシコのホテルでのキャリーの顔は、サラ・ジェシカよくやった!と感動した(えげつないノーメイク)。自分では自分はミランダと思ってたけど(ハーバード卒弁護士でなければ旦那も子供もおらんけど…)今回のサマンサの行動には動揺させられまくった。めちゃくちゃかっこよかった。とりあえず女体盛りから始めようか。そして勿論、最近ほんとーに物欲がなくて病気かしらと困ってたのも一気に解決。今すぐダイアンのワンピース欲しい(今更やけど…)。

と、ミーハー全開で今は興奮することしかできないんですけど、このドラマがここまで受けた理由をもうちょっと冷静に分析する必要があると常々思っていて、特に20、30代の女性がSATCにハマり50、60代の女性が韓流ドラマにハマるという構造についてはじっくり考えてみたい。そのためにもあと2、3回は見に行かなければ!