11.01
『イーグルアイ』
しばらく映画から離れていた頭のリハビリも兼ねてD・J・カルーソ監督『イーグルアイ』 を見て参りました。
うだつの上がらないコピー屋の店員(この映画一番の笑いどころ)が突然謎の女からの電話をきっかけに国防省やらFBIやらから追っかけられるとんでもハプニングに巻き込まれ大変なことに果たして女の正体とは!的なお話が、大して複雑でもないのになんやかんやでえらく複雑風に見せられるもんで途中で疲れてしまった。極端な遠隔操作とか監視カメラとか、つまらなくはなかったけどだいぶしつこい。始終ごちゃごちゃし過ぎで、カーチェイスのシーンは何が起こってるのか殆どよくわからなかったのでした。あと、中途半端に重要っぽい人がチョロチョロし過ぎで誰が主人公なのかよくわからなくなったり。ジェリー・ショーが主役顔じゃないから尚更。でも話を壮大にするだけしといて結局アメリカの大統領護衛官たちの射撃の腕前はマズかったというオチは笑えたので良かった。空港のベルトコンベアーでちょっと笑ってしまったのはなんか悔しかった。でも最後まで主人公の相手に選ばれた女の意味がよくわからなかった。ここでもビリー・ボブ・ソーントンは身体を張って頑張っていた。
しかし、そんなアホなと思いつつ、観賞後は歌舞伎町の監視カメラにドキドキしたりしたのでした。