『エグザイル/絆』
昨日は、実はちょっとした事情により帰省中友人御夫婦に預けていた(マジ感謝)キャットたちを引き取りにえっちらおっちら。そら嬢はもちろん、ぽんず様は飼い始めて3年目にして初のお泊まり体験。いくら天然ボケな彼でもさすがに緊張して寂しがってるやろうなーと心配しまくった甲斐も虚しく、ヤツらは人様のおウチのコタツの中で今まで見たことないくらい体を密着させてくつろぎまくっていらっしゃったのでした。親って寂しいもんですね。
最近は結構仲良し。
本日は、実は新作より『エレクション2』が見たいんだけどなーと思いながらも、ジョニー・トー監督『エグザイル/絆』 を見に新宿へ。
冒頭からのチョイダサ&チョイワルな銃撃シーンは期待通りというかこれを見たくてジョニー・トーを見る的なところもあるのだけれど、今作はさすがに色んなものが過剰でだいぶ胸焼けしてしまった…。主人公が一匹狼とかならまだしも、濃ゆい男たち5人の友情物語(全員顔も濃いこと濃いこと)、煙立ち過ぎで何が起こってるのかよくわからない銃撃戦の連続(いくら闇医者宅でも他人の家であんなことしたらあかんやろ)、本気なのか冗談なのか微妙過ぎるスローモーションの連続にはどうも過去の作品みたく本気で「かっこええ〜」と乗り切ることが出来ず(全然違うとは思いつつ、少し前に見た『アンダーカヴァー』の余韻の影響があるかも)。ラストのチョイダサ過ぎるオチにはずっこけてしまった。それでも途中突然『ランボー』みたいになるところとか女が赤ん坊抱えながら撃つところとかはドキドキしたけれど。109分の結論としては、グループに最低ひとりはしょうゆ顔が欲しい、でお願いします。
09年ふたつ目の発見、奇妙な帽子を被っていると、ひとりで夜の歌舞伎町を歩いててもホストの客引きやキャバクラの勧誘に一切声を掛けられない。素晴らしい。