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4.17

『ハリウッド監督学入門』

んちゃ。
原宿で野暮用を済ましついでにH&Mでストレス発散後近くのイメージフォーラムさんに立ち寄って中田秀夫監督最新作『ハリウッド監督学入門』 の最終日最終回に駆け込んで行く。
アメリカで『リング2』を撮影しハリウッドと日本の映画製作の違いに疑問を感じた監督自身がプロデューサーやカメラマンに何故ハリウッドではそのような方法をとるのかとつらつらインタビューしていくドキュメンタリー作品。そこで応えられることはまあ想像の範囲内(「ハリウッドでは人間とお金が多過ぎるから時間がかかるんだ」云々)で、これで73分なら劇場公開じゃなくてBSの特番でも良かったんじゃないのとふと思ってしまったが、幾つか勉強になることもあったのでなんとなく許す。ニコニコしながら中田監督に付き合うスタッフが素敵だった(カメラマンのおっさんが可愛い)。見ながら、こんなに「カバレッジ」(今日覚えた)と「テスト試写」を当たり前のように扱う場所で『チェンジリング』みたいな作品を作った人たちは本当に凄いんだなあと無関係に感動したり。
途中で登場する一瀬隆重プロデューサーと清水崇監督のシチュエーションの違い(陽気なLAのプールサイドで真っ黄色のアロハ着用に対し明らかに都内某所でマイク置き代わりのペットボトル)が面白かった。不意に挟まれる優しい音楽に乗った監督のオフショット(買い物したりマッサージ受けたり)はどうなんだろう。そして中田監督、リュックの位置が高過ぎると思われます。

帰宅直前、ちょっとした窃盗未遂事件の被害に遭うも面白かったので笑って済ます。でも人に説明したら全面的に私が悪いと言われてしょんぼり。