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4.19

ディズニーメモ

数日前から仕込んだ塩豚を手前味噌ながら旨い旨いと頬張りつつWOWOWで流れていたディズニー映画『魔法にかけられて』をぼーっと見ていたらこれが中々感心できる面白さだったのでメモ。
ディズニーアニメのプリンセスが魔女に騙され現実のNYにワープしてしまうという物語自体、ディズニーが自身のことをパロディとまでは言わないけれどかなりきわどいネタにしてると思うのに、魔女の決め台詞が「『永遠の幸せ』なんて存在しない場所(=実写)に送ってやる!」という夢のなさ。その上アニメでは小リスやバンビと戯れるプリンセスがNYのアパートではドブネズミやゴキブリと歌い踊り、街で見かけた小人症のおっさんを森の仲間と勘違い。そして現実の相手役(ヒーロー)の仕事は離婚専門弁護士で、こいつに「初めて会った相手と目覚めのキスだけで結婚するなんて有り得ない」と夢物語を全否定される。そんな殺生な。それでも、実はお姫様アニメ大好きな私も満足の実写ミュージカルシーンがきちんと用意されてたりしてポイントは外さない。
ラストは(誰も見ないと思うから書くけど)、プリンセスが自らガラスの靴を脱ぎ、悪者に捕われた恋人を救いに行く。まあそんな歩けないものを身に着けさせられてお城に軟禁されたお姫様(超単純化すると、専業主婦)を夢見るよりは健全なのか。なんか、世の中実は結構変わってきてるんだなと勉強になったのでした。

実はその前にスカパーで『プレデター』を鑑賞し、内容も全く知らずの初見だったので、これはこれでそれなりに衝撃体験だった。