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4.26

『グラン・トリノ』

もうちょっとじらそうかとも思ったがあかんやっぱり辛抱たまらん!と休日のシネコンにクリント・イーストウッド監督『グラン・トリノ』 を見にいそいそと。
伝説的な前評判は幾つも聞いていたけどそれを何ひとつ裏切ることのないと言うかもちろんそれ以上の涙の感動で、大変素晴らしゅうございました。冴え渡るギャグも深過ぎる股上も何もかもかっこ良過ぎた。私もこれからは人種を色分けで表現し、ポーチで缶ビールを呑みながら吐血するまでタバコを吸い続ける老人になろうと思った。「グラントリノ」が車の名前って数日前に知ったばかりでしたけど。
途中から、人を睨みつけてゼイゼイ息を吐くイーストウッド先生が狼に近い老犬に見えて、そう思うとあの身のこなしが余計泣けたりした。わおーん。