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5.25

『バーン・アフター・リーディング』

数日前のリベンジにコーエン兄弟監督『バーン・アフター・リーディング』 を見にシネマロサさんへ。大した興味はなかったのだけれどブラピマニアの義兄による猛烈なリコメンドに負けて(彼的に『スラムドッグ$…』は途中退場モノだったらしい)。
コーエン兄弟と言えば昨年『ノーカントリー』で話題になった、はず。もちろん私も劇場で見た、はず。がしかし自分で自分が恐ろしい程どんな映画だったか全く思い出せない。果たして私が軽く健忘症なのかその程度の映画だったのかすら判断できないレベルで記憶にない。すまん。
でも『バーン・アフター…』は、なんとなく『ノーカントリー』以前のコーエン兄弟監督作品をぼんやり思い出すような、気の利いたこじんまりしたコメディ映画(高校生の頃梅田のミニシアターで見てたことまで思い出したり)。監督名がすっかり有名になった後、もの凄い豪華キャストを使ってスパイ映画をパロディした96分のB級映画を作った心意気は買うが、そこしか買いどころがないと言えなくもない。どうせパロディするならやっぱり『トロピックサンダー』ばりに本気でやって頂きたかった。
ブラピの馬鹿キャラもジョージ・クルーニーのエロキャラもマルコヴィッチのアル中キャラもこれじゃさすがにもったいないんじゃなかろーか(せっかくの手作り椅子も未使用なままじゃ面白さ半減)。頭のいいアメリカ人の考えてることはようわからん。そしてこの映画に大興奮してた義兄の感覚もようわからん。ただ、この映画を客が呼べそうな宣伝に仕立てた日本人の誰かさんは偉いと思う。