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6.08

ハイバイ

たまには映画と酒以外のことも興味もってみるべと久しぶりに観劇。お気に入りの劇団ハイバイさんの最新作「リサイクルショップ『KOBITO』」、平日なのにアゴラ劇場超満員でございました。
多摩地区(らしい)にあるリサイクルショップに集まるおばさんたちのカオス、これでもかってくらいのカオス。冒頭の、全く意味不明なでもやたらしつこい演劇から笑いっぱなし。でもやっぱりやたら切なかった。一回も暗転もせずにものすごいスピードで場所や時代が見事に変わっていく舞台に、勝手に「えらく立派になって…」とひとり感動。うるさいくらい騒がしいおばさん(男が演じてるけど。これが全部女性だったらもっともっと面白かったとは思った)たちを見ながら、役者が発する言葉と音の意味に関して昨日見た『こんなに暗い夜』との真逆な表現がなかなか興味深かった。絶対適当であろうセリフを発しながらワケの分からないものを作る工場の場面とかカツラが取れる程暴れてた台風の場面とか、明日見たらまた全然違うんだろうなあ。楽しそうで素敵でした。ただ、罰ゲームか?ってくらい劇場が暑くて苦し過ぎたことだけが無念。