6.17
『重力ピエロ』
原作の伊坂幸太郎にも監督の森淳一にもなんの興味もないけどただ吉高由里子を眺めたいという目的のためだけに『重力ピエロ』 を見にってきましたよ。レディースデーだからかえらい混んでてびっくりした。
映画自体は、可もなく不可もなくとりあえず来週には見たことすら忘れてそうな無害さだったのですが、えーっとこれ私原作読んでないからよくわかんないんですけど、こんな内容でいいんですか?理由があれば人を殺してもその後法で裁かれなくても全然オッケー、ってかなり大胆なお話だと思うんですけど。そのことに対して一切疑いなく映画が終わっていくのには変な意味で感動した。でももちろんこれを家族愛の物語に還元するのはなんかおかしい、はず。作り手の真意がよくわからない。
由里子クンは登場が遅い上出番も少なく舌足らず過ぎてセリフが聞き取れなく大変残念。玉木宏かー、うーんビミョー。
岡田将生くん、ちょっと目を離してる隙にえらく立派なイケメンに成長してて驚いた。加瀬亮の「どした?」は非常にズルい。渡部篤郎の芝居が渡部篤郎の物真似にしか見えなくて笑えた。