BLOG

6.30

少女の裏張り

数日前から右手首に痛みが走る。ジョッキグラスの持ち過ぎで疲労骨折してるんじゃないかとちょと本気で思っている。
それはともかく、シネマヴェーラさんの「神代辰巳レトロスペクティブ」にて『少女娼婦 けものみち』(80年)&『四畳半襖の裏張り』(73年)をうっとりと鑑賞。『四畳半…』なんて今更なんか物申すのもいかがなものかと思いますがなんせ初見なもんで。絵沢萌子と芹明香はひとりずつでも充分泣けるのにふたりセットになるとスーパーヤバいなと思ってたらこの終わり方で、完全にやられた。たいへんおもしろうございました(芹明香の特訓とか股間からコイン落とすのとか、場内は静かだったけど笑うなって方が殺生な)。
『少女娼婦 けものみち』もこれまた非常に私好みな作品で、少女映画アレルギーの私も大満足。子どもが欲しいあまり赤ちゃんの人形を使って17歳の少女がオナニーをするのはエロなのかグロなのか、母性を求めるあまり17歳の少女が母親の乳を吸うのはエロなのかグロなのか、よくわからんけど面白かったから良し。印象的な主題歌もなんかえらく良かった。早朝の船上でのセックスとか大波の海に入っていく男ふたりとか、感動的だけどとんでもなさ過ぎて笑えた。内田裕也が思いのほかかっこよくてびっくりした。