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8.03

『それでも恋するバルセロナ』

ウィンブルドンの決勝戦は観客席で観戦してるしこんなべっぴん女優に囲まれて仕事してるしでだいぶ羨ましいウディ・アレン監督最新作『それでも恋するバルセロナ』 を今更。
バルセロナとオビエド(だっけか)を舞台に3人の女とひとりの男があーだこーだで、よくもまあここまで見事にぱっぱらぱーなキャラクターばっかり考えられるもんや自分で作っててイヤにならないのかなと思ったりもしたが、やはりそれはそれでそれなりに面白く、にやにやしながら見てしまったのでした(でも今回一番の阿呆は「この映画を見た自分ってセンスいい」とコメントしてる馬鹿作家)。ギターを聴いた後公園に行くあたりのシーンとか、なんか異様で面白かった。誰の声ともわからないナレーションが、英会話の授業を聞いてるみたいで懐かしかった。
ハビエル・バルデムそりゃもちろん『ノーカントリー』のときよかはかっこいいけど個人的には多分引っかからない。多分。見事な金髪に染まったスカヨハも『フロスト×ニクソン』で気に入ったレベッカ・ホールも可愛かったけどやっぱベネロペ(ちょっと痩せ過ぎだった気もしたけれど)。ただ、最近連続でウディ・アレン監督作に出演してるスカヨハが、全く似合わないことが一目瞭然なのに毎回必ず袖の短いTシャツを着せられてて、何か意図があるのだろうかと考えてみたがよくわからなかった。むちむち感アップなのがいいのかしら。