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9.10

『ポー川のひかり』

既に見たのは数日前な気がするが、岩波ホールさんで上映中のエルマノン・オルミ監督『ポー川のひかり』 が大変面白かったのでした。オルミ監督の映画を一本も見たことがなく、キリスト教に関する最新知識は「聖☆おにいさん」という私にこの映画が正しく理解出来てるかは非常に疑わしいところですが…。
床一面に太い釘が刺された本が散乱してる冒頭には一体どんな不思議ミステリー映画かと思ったけど、犯人である若い大学教授が世を捨て辿り着いた美しいポー川とその周りに住む人たち(ほぼ老人)とのやりとりを眺めてるだけで勝手に幸せな気分に。変な日本映画のせいでやさぐれた心も穏やかに。特にものすごいハッピーエンドなわけでもないと思うけど(それすら不安)。監督のご子息だというカメラが素晴らしかった。
拍子抜けな程あっさり終わってしまうのも良かったけれど、むしろ94分と言わずもっと長く見せてほしかった。ちょっとしか出てこないけど大学の学長がかっこよかった。思いっきりピザとワインにまみれたくなり、夜は久しぶりに宅配ピザを頼んでしまった。