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9.27

『しんぼる』

この秋はウチも永遠の21歳になるで!と鼻息荒くFOEVER21に乗り込んだものの平日だと言うのにものすごい人の山と大量過ぎる服の山に気圧されてそのまま二日間ぐったりしてしまった30歳。
そんな私より年下の女と結婚したという事件は許し難いものの「恋のから騒ぎ」にゲストで出る程宣伝を頑張ってる彼に敬意を評して本日は松本人志監督『しんぼる』を見に行ったよのさ。日曜だからかかなりの盛況。
監督の前作『大日本人』にはまぐれだろうけどおお中々いいじゃないかと思える部分があったのだけれど今回みたいに舞台を密室にしてしまうともうまさに映画と言うより壮大なコントにしか見えなくてでも本人は映画と思って作ってるからコントとしても中途半端で(笑いがわかりやす過ぎる)、松本信者としてはちょっぴり残念。これならいっそ高価なDVDとして発表するかいっそ松本の一人芝居部分を延々ワンカットで見せるくらいの極端な手段をとった方が見せ物として面白かっただろうと。やっぱりとことん映画の人ではないんだろうなと思った。劇場は結構な笑いに包まれてましたけど。
それにしても、まさかとは思うけど冒頭ちょっとかっこよかったメキシコでの撮影はマジで監督不在だったんだろうか。もしそうならかなり興醒め。それにしても、まさかとは思うけどこの映画のメッセージは男性器が宇宙を動かすなんてことじゃないよね。もしそうなら泣く。

夜は、親切な御方たちに快気祝いを催して頂く。ありがたいこっちゃと盛り上がって病み上がりの私が一番呑んでたような。