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10.09

ある椅子

楽しみにしてたわりには最終日になってしまった「キューバ映画祭」になんとかぎりぎりで滑り込む。平日の昼下がりだと言うのに結構な混雑。
トマス・グディエレス・アレア監督『ある官僚の死』(66年)&『12の椅子』(62年)を鑑賞。グディエレス・アレア監督と言えば『低開発の記憶』、ものすごく面白いけど個人的にははらわた煮えくり返る風映画をお作りになった方、今回も感動しながらイライラさせられるのかしらと思っていたら、両方とも大いに笑えるコメディ映画でびっくりした。『ある官僚の死』では昔のアメリカ映画ばりにパイ投げまで出てくるし『12の椅子』の元使用人はかりあげくん(ほんにゃらごっこ)ばりにやんちゃ。それでも内容は革命後のキューバ(知ったか)を舞台に大いに皮肉。両方とも冷静に考えるとだいぶ切ないお話だとは思う。
『12の椅子』のラストカットにぐっときたり(冒頭のアニメもかわいかったー)流れる音楽がいちいちかっこよかったり。大変おもしろうございました。キューバ人はでかいサングラスと太ぶちメガネがよく似合う。そして、私がキューバ映画を見に行くと100%の確率で劇場に東ちづるがいる。