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11.28

『クリスマス・キャロル』

実は先週の連休に二回チャレンジするも二回とも満席で入れなかったロバート・ゼメキス監督『クリスマス・キャロル』 。でも絶対見たいでも同じ轍は踏まない、ということで今回初めてネットでシネコンのチケット予約にチャレンジ。いやあ便利なもんですねえ、感心感心。しかしこれ、家にネット環境がない人には酷い制度だと思うので最低でも当日枠は残しておくのが良心じゃなかろうか。数年前には座席指定制にすら反対の私でしたが。
で、そこまで頑張って見た映画は、そこまで頑張ってもマジ見て良かった!ってくらい面白くて大満足。初めて3D映画が3Dである意味のある映画を見た気がした(最近のゼメキス監督作は悉く未見…)。なので3D上映中にもう一度は必ず劇場で見ておきたい。多分みなさんも見た方がいい。
クリスマスキャロルのストーリーは初めてちゃんと知ったけど、まあドケチな老人が精霊に会って心を入れ換え皆に優しくなるという分かりやすい寓話、人は3Dを見て啓蒙されるのだというお話であった。でも画面はひたすら暗いし結構本気で精霊たち怖いしで子どもの頃に見たら多分トラウマになっただろうな。上映中どこかからか赤ん坊の泣き声が聞こえるので映画の効果かと思ったらただ劇場内で泣いてるガキの声だった。
ただ、大好きジム・キャリーの最新作だがほぼCG加工されて彼の姿がわからなかったことだけがちょっと残念…。でも本物の役者の体を使って(久しぶりにゲイリー・オールドマンを見た。身長すら加工されてたけど)アニメを作るって、この監督ほんまに頭おかしいなあとちょっと感動。