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12.02

『動くな、死ね、甦れ!』

あううううう、絶対見たいと思ってたのに風邪や酒に負けてる間に未見の二作品の上映が既に終わってしまいそれでもなんとか一本くらいはとユーロスペースさんでのヴィターリー・カネフスキー監督特集に今更。ちょっと早めに着いたかなーとチケット売り場に行くと平日のレイトショーでまさかの大混雑、ぎりぎり立ち見を逃れる。わからん、私には東京人の考えてることがわからん。
本日の作品『動くな、死ね、甦れ!』(89年)は、高校生の頃梅田あたりで一度見た、はずなのだが、 内容よりもこのタイトルを授業中いかに変なタイミングで突然叫ぶかごっこを友だち(今じゃ立派な主婦)と嬉々としてやっていたことの思い出の方が強く…。全く答の分からない数学のテストの解答用紙にもとりあえず書いてたな。そりゃ退学にもなりかけるわけだと今ではわかる。
ってそんなことはどうでもよくて、いざ見てみたら結構細部を覚えてたりしたのですが、だからと言って感動が薄れるわけはもちろんなく、 大人になるしか生きる道のない子どもたちの姿を見てるだけで涙が出てくる、めちゃくちゃ怖いけど美しい映画だったのでした。後にモノホンのワルになるらしい主人公の悪ガキ顔がなんとも憎らしい。そんな少年と優しい少女が電車を挟んでしか笑い合えないラストが切な過ぎた。世界のワレルカくんに未来はないのだろうか。
それにしてもどこの国でもいつの時代でも女の子は男の子より大人なのね。男がガキなだけか。