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12.12

『罪の天使たち』

ブレッソンの映画ってほとんど見てないから上映される機会があるなら行くベーとアテネフランセさんに、ロベール・ブレッソン監督『罪の天使たち』(43年)を見に行ってみたら、始まって3分くらいで「あ、これすごい最近どっかで見た」と思い出したのでした。いくら固有名詞に興味がないとはいえ名作のタイトルくらいは覚えておこうと深く反省した96分であった。もちろん二回目でもじゅううぶんに面白く初見とは違う驚きで大変満足だったんですけど。今度から街で修道女を見かけたらなんか笑ってしまいそう。
上映後の土田環司会による柳下毅一郎&高橋洋&万田邦敏監督によるトークイベントは、高橋監督以外みんな酒絡みで知り合いという個人的に愉快な感じだったのに、予想に反してがっつり二時間近くブレッソンのお勉強になるお話が聞けたのでやっぱり来てよかったと思えたのでした。詳しい内容は他の人に聞いて下さい。