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12.22

『千年の祈り』

昨日とは打って変わって、私以外西原理恵子先生くらいしか見てる人が見当たらない映画、ウェイン・ワン監督『千年の祈り』 に何故行ったかというと、わたしゃこの原作小説が大好きでねえ。好き過ぎて人に貸したら中々返ってこないのでもう一冊買ったった。普段中国人作家なんてまったく読まない私にこの本を薦めてくれたとある人気作家さんに感謝。もちろん面白い小説が必ず面白い映画になるわけじゃないことくらい重々承知してますが。
で映画は、短編集である原作から表題の一話を映画化したもので、アメリカに暮らす離婚したてのひとり娘と彼女を心配して北京からやって来た父親のぎくしゃくした数日間、という地味ーな話が、「えらい地味な映画やあ」とぼんやり思っている間に終わっていったのでした…。すまぬ。
アメリカが舞台なのに中国人とイラン人とロシア人しか出てこないとか父親の共産主義とか最後の父娘の会話とか幾つか面白いことはあったのだけれどぐっとくるシーンがなさ過ぎた。マトリョーシカに戸惑う父親だけは良かった。会話してる最中にカットが変わって人物は移動してるのに会話は続いたまんまってのが数回あったけど狙いを読み切れなかった。無念。高校生の頃『スモーク』とか好きだったはずなんだけどなあ。まあ独身の親不孝娘とろくでなしの親という設定は他人事ではないので個人的には色々思うところもあったりもしたりもしましたが。いい歳して男に口説かれてるところを親に目撃されるのは相当イヤだなと思った。

関係ないけど、なんでか毎年クリスマスシーズンにひとりで恵比寿に来ては浮かれポンチ過ぎる空気に苛々してる気がする。懲りずに今日も苛ついたので気分転換に飲み屋に寄って深夜ほろ酔いで帰宅すると家の前を警察犬(大型シェパード)を連れたポリスたちがパトロールしていた。ロマンティック。