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1.25

『アバター』

先日参加した新年会(もちろん私はスーパー無関係者)で、あまりにもみんなが開口一番「『アバター』見た?」と言っているのでさすがにこれはそろそろと、ジェームズ・キャメロン監督『アバター』 を見てきましたよ。しかもIMAXを求めてわざわざ川崎まで。
これまでさほど真剣に興味のなかったキャメロン監督ですが、さすがにこれは面白かったー。3Dって素敵。川崎行って良かった。私もあの悪趣味な恐竜みたいなの乗りこなしたい。多分速攻落ちるけど。
映画の序盤は「確かにこれは鈴木清順か宮崎駿か」と感じなくもなかったが、戦闘シーンに入った途端物語のラストはなんとなく読めてるのに異様にハラハラしてしまった。 「クローズアップ現代」もっと真面目に見ればよかった。「アメリカってサディスティックな国家なのに、アバターみたく、もろネイティブアメリカン征服の懺悔みたいな物語性の映画が興行成績歴代1位でしょ。この、ときどき見せるマゾっけなんなんだろな」と松尾スズキがTwitterでつぶやいてた。予告の時点では違和感ありまくりだったあの青い生物もだんだん見慣れるどころかたまにかっこよく見えたりするから映画って不思議。ラスト青い少女と人間の青年が出会うシーンでだいぶ感動。ほんと男の子の世界全開なのもここまでやってくれると気持ちいい。162分と長めのわりには疲れなかったけど、さすがに大佐のしつこさにはちょっと笑ってしまった。

と映画に満足なうえ、この109シネマズ川崎が入ってるラゾーナ川崎という施設が想像以上にグーな場所で、だいぶびっくりした。気取り過ぎてないヒルズかミッドタウンかって感じで、入ってるショップもレストランもかなり良い。今日は時間がなかったけれど是非またの機会にゆっくり行ってみたい。完全に国道20号線的世界だと思い込んでた川崎、侮っておりました。がしかし、他にいくらでも良さげなレストランがあるのに何故かカプリチョーザに行列ができてたところがだいぶ残念だった。