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2.12

城崎にて(最後まで作者は思い出せず)

で、今回もやっぱり一泊二日の予定が相方との別れが惜し過ぎて大阪で一晩呑んだくれた末結果二泊三日の旅になってしまった湯けむり珍道中から無事帰京。って来週もこいつのためにまた大阪に帰る予定なんですけど。
二年前の「妖怪夜明けのニューハーフ、恋愛糖尿病を湯治するの巻」に続いて今回は「妖怪神経麻痺、貧乏クジだらけの人生を湯治するの巻」と銘打ってヤン車を飛ばして城崎温泉は森津屋さんに殴り込み。この宿に決めた理由はもちろんHPを一目見た瞬間から若旦那が気になって気になってしょーがなかったから。旅立つ前からふたりしてうっかり惚れかけ(実際お会いしたご本人もだいぶぶっ飛んでて期待を裏切らない方だった)。
城崎は初体験だったのですがここまでTHE温泉街!な場所って今まで行ったことないかもってくらい温泉観光地で、蟹も但馬牛も地ビールも旨くてすっごくいいところだった。名物らしい外湯ってのは「いちいち着替えるのめんどいし」とひとつも入らなかったけど、宿の温泉で十分でございました。あと城崎はコウノトリが盛ん(?)なのか至る所に鳥の写真やらイラストやらが飾られていたのだがそれを眺めながら「つまりは中出ししたってことやろ」とほざいていた三十路女たちは多分地獄に落ちるのでしょう。それでもいいもん、別に。
もちろんこの三日で今年上半期分の笑いは消費したってくらい腹筋フル活用で大爆笑。これはほんとの話、私たちが一緒にいると自分たちが何もしなくても目の前で漫画みたいな信じられない出来事が次々起こるので笑わないわけにはいかないのです。今回のミラクルも相当すごかった。すご過ぎて書ききれないので内容は割愛。
最後には、うちらのどちらかが先に死んだら残った方がシルク姐さんになるという強い約束を交わしてバイバイ。絶対先に死んでやる。
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温泉街の片隅にあったお寺に書かれていたありがたいお言葉。