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5.11

『ゼブラーマン—ゼブラシティの逆襲ー』

午後、にゃんにゃんゾンビ村からの撮影隊御一行を自宅に迎える。素面で全裸になる映画監督を生まれて初めて目撃した。あと、前張りってやつも初めて見た。
夕方、丁度いいタイミングで上映してたので近所にフラフラ三池崇史監督『ゼブラーマンーゼブラシティの逆襲ー』を見に行ってみた。
予告やCMを見る限りいくら仲里依沙狂の私でも若干の不安を抱かずにはいられなかったのだが、見事にと言うか残念なことにと言うかその不安は的中。いや里依沙クンはまったく悪くないんだけどね、ここまで監督が里依沙クンのボンテージファッションからはみ出す肉とぱっつんぱっつんな胸と際ど過ぎるビキニラインにしか興味がないってのに開き直るのはいかがなものかと。『ヤッターマン』における深キョンはまだ笑って許せる範囲やったけど今回はさすがにそれ以外の部分がひど過ぎて(脚本やら画面やらCGやら)呆れた。体を張って頑張ってる里依沙クンのために作った映画ってのとは全然意味が違うと思うし。前作の『ゼブラーマン』や最近の三池監督作品は結構好き派だっただけに無念。そしてさすがの私でもハタチそこそこの女の子にここまでやらせるのはちょっと頂けなかったぞよ(エイリアンが体を這うところとかさ)。時計仕掛けメイクを施したガダルカナル・タカが太った後のジュリーに見えてしまったことには軽く動揺した。
それにしても今回も『ヤッターマン』同様、何故一般的な感覚じゃ絶対に放送禁止になりそうな下品なネタがこの監督の場合許されてるのかという疑問は残った。里依沙クンが満面の笑顔でモップ振りかざしてスザンヌを殴り殺すのとか哀川翔と里依沙クンのセックスとか、TBSなのにTVじゃ絶対放送できないだろうに。

そして今夜も鉄工所ラップ最新作に深く心打たれる(東野うるさい)。生ビールは裏切らないのだ!