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5.31

『LINE』

午後、ネイルサロンでフットケアを受けてる最中に「東京から 現代アメリカ映画談義」を読むとネイリストのおねーちゃんが余計なことを一切話しかけてこない!という発見をした後、夜はポレポレ東中野さんにて小谷忠典監督『LINE』 を鑑賞。52分と短めの作品、平日の夜にしては結構なお客さん。
大阪にある沖縄人街で育った監督が結婚を機に自分探しの旅に沖縄に行ってみる、というドキュメンタリー映画。そこで、現地の娼婦たちに衝撃を受けつい撮ってしまったという青年の気持ちはわからなくもないし撮影するの中々大変やったやろうなあとも思ったけれど自分探しが何故こんな映画になったのかという疑問は見た後も解けなかった。傷だの線だのと言う言葉にこだわる必要は別になかったような気が。あと、全体的にかっこ良過ぎな気が。せっかくお父さんご機嫌にアル中なんだから。
ちなみに監督の出身地である大阪市大正区とは私が幼少時代を過ごした土地でもあり(工場の感じがえらい懐かしかった)、今でもそこの三軒家という場所は渥美村と呼ばれる程我が一族に支配された大変クレイジーな地域となっております。勇気のある方は一度行ってみてはいかがでしょうか。ハンメの家の前にカメラ置いとくだけでも面白いものが撮れると思われます。