6.04
爆音その4
もーDOOM!さん、どんどんぱくってどんどんにゃんにゃん言うて下さいよ。ラジオでも色々持ち上げて下さって、多謝。基本的に田舎者精神の抜けない私は上京12年経っても東京の映画環境って異常やなあという違和感は拭いきれずにいます。
彼らの意志を継ぐため本日は再び爆音映画祭 に向かいクエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』(09年)を鑑賞。公開当時に見てるけど、多分このタイミングでこの作品をスクリーンで再上映してくれる爆音さんに世界一感謝しているのは私。しかし終電ギリギリの終映時間だというのに満席のお客さん。
低気圧の影響か見る前に突然激しい睡魔に襲われ、 うーむ途中のチャプターに起きてられる自信がねえと思っていたのに、冒頭のテーマ曲(なんか古い映画のヤツ)が爆音でお腹に響きチャプター1の緊張感を味わった後ひたすらどうでもいい会話がダラダラ100分以上続くこの映画が、初見の時は少し構えてしまったけれど二度目の今回そのバカバカしさに開き直って見てみて、うわ本当にここまでとことんろくでもない奴らがろくでもないことしてるだけの映画だったのか!と大層感動してしまい、最後まで思いっきり楽しんでしまったのでした。すっごい面白かった。
そしてもちろんあのラストの、爆音。数百人単位で人が死んでるシーンなのにあまりに爽快で満面の笑みで見てしまった。爆音『デス・プルーフ』にも引けを取らない、大満足な爆音体験でございました。そして今回初めて、イングロとデス・プルーフは同じお話だったんだと気付けた。