BLOG

7.28

『ゾンビランド』

昨夜、本当に犬の祟りか?と思わずにはいられない突然原因不明の全身じんましんの刑。足の甲から顔面まで赤く腫上がり今朝になっても引く気配がないのでよろよろと近所の皮膚科に駆け込み薬をもらってなんとか落ち着きを取り戻す。犬神様ごめんなさい。
ただでさえ弱々の体が最近特に不調気味でさすがにしょんぼり、そんな時は久しぶりに映画でも見てテンション上げるベと近所にルーベン・フライシャー監督『ゾンビランド』 を見に行ってみたら、もうやっぱり自分の体なんかどうでもいいし!と思える面白さで、いいんだか悪いんだか。池袋は何故かゾンビ映画に優しい街、サービスデーだからか小さい劇場はほぼ満席。
老若男女はもちろんビル・マーレイもゾンビになってダッシュしまくったり人を食いまくったりと大暴れするその様子だけでも十分楽しいんだけど、主人公の引きこもり童貞くんの成長物語としてもちょっと泣けたりする、素敵な映画でございました。監督も多分元オタクなんだろうな、この映画でヒーローになれてよかったねと素直に祝福。88分間ほんまにバカなことしかやってないんだけどそのバカさが全て視覚的に笑えるのがすごい。フリーフォールのゾンビとかぶっ飛んだウディ・ハレルソンが遊園地で大暴走なんて手を叩いて笑ってしまった。それでもちゃんとチークダンスとか、土産物屋で意味もなくモノを壊すシーンはなんかしっとり良かったり。見終わった後ここまで爽快な気分になった映画も久しぶり、確かにこれは爆音でみんなで盛り上がって見たい!