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7.29

『ガールフレンド・エクスペリエンス』

今朝も起きたら全身赤い水玉模様、でも数時間後には跡形もなく消えてるんだから人間の体って不思議だワンとのんきなことを考えてる間に上映最終日が近づいていたスティーブン・ソダーバーグ監督最新作『ガールフレンド・エクスペリエンス』 をいそいそと。NY派なら見とくべきと小耳に挟んだので。
最近のソダーバーグはぼちぼち嫌いじゃない派、だったのに、これはちょっとスティーブ君に何が起こったのかってくらいつまらなかった…。ほんとにまだ見覚えのあるマンハッタンの街(特にSOHO)にしか胸がときめかず。アメリカ人ってほんとにマイケル・コースが好きなんですね。あんなお洒落なレストランに行きたかった。次は行く。
で映画は、NYの高級娼婦が主人公で、それを演じてる女優は実際にアメリカで人気No.1アダルト女優だそうだが、娼婦の仕事と彼女の内面とその肉体を描こうとしているその全てがあまりにも中途半端でドキュメンタリータッチなのかフランス気取り(イメージ)なのか何がやりたいのかさっぱりわからないカメラ(HPによると撮影も監督御本人)も中途半端で。これじゃあ男はラスベガスで美女に囲まれてるとき女は綿棒突っ込まれてろという映画だと誤解されても仕方ないような気すらした。まあそうじゃないんだろうけど。でも不倫男からの振られ方も酷いしなあ。やっぱりそういう映画かも。チェルシーちゃんの着信音が私と同じで映画で電話が鳴ったとき一瞬自分のかと思って超ドキッとしたというメモ。

これが77分と短めの作品だったので流行の波に乗ってとあるレイトショーでも見ようかと思ったが当日券は既に立ち見、信頼できる人たちにそれでも見るべきかと問い合わせたところ声を揃えて君は見なくていいと言う応えが返ってきたので安心して上映より酒を優先。