BLOG

8.26

『喜劇 女の泣きどころ』

レイトショーの時間になってようやく動ける状態になったのでのそのそとラピュタ阿佐ヶ谷さんで開催中の銀幕ストリップ☆かぶりつかNight なる素敵な特集に向かい瀬川昌治監督『喜劇 女の泣きどころ』(75年)を鑑賞。多分場内の誰よりも二日酔いだった。
レズビアンコンビのストリッパーのハチャメチャが喜劇というわりには結構重い男と女のあれやこれやで、メイクが激し過ぎてほとんど素顔が分からない太地喜和子と中川梨絵の体当たりな喧嘩の迫力が凄かったり溺れる太地喜和子を眺める中川梨絵の顔がホラーでしかなかったり。おもしろうございました。ただの消防士だった男がみるみる最低な奴になっていくのは笑えなかったけど、女たちが泣きながら自殺しようとする姿は悲し過ぎて笑えた。立派なマンションの部屋に何故かドラムセットがある意味不明さにも笑ってしまった。あと、映画とは関係ないけど上映前に流れていたフォークソングの歌詞が凄過ぎて(彼女は13階から飛び降り自殺するしかない〜また誰かにはめられて精神病院に入院した〜とかなんとか)一人で爆笑してしまった。