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8.29

『ソルト』

他に見るべき映画がたくさんあるような気がしなくもないが近所で済ませられるという誘惑に負けて、とりあえずフィリップ・ノイス監督『ソルト』を夕方からのそのそと。
9割方アンジェリーナ・ジョリー鑑賞目的で見たのだが、アメリカのスパイとロシアのスパイの化かし合いみたいなアクションの連続の中であまりにも不死身で強靭なアンジーがもう『バイオハザード』のキャラクター(一作も見たことないけど…)みたいにしか見えなくてちょっと残念だった。高速トラックに飛び降りようが拳銃で撃たれようがごっつい男たちに囲まれようが生理用ナプキン一枚で傷の手当が済むって、さすがに笑った。あとせっかくのアンジーなのに常に髪型に違和感があったのも結構残念。あとあまりにスピーディーに展開するおれがスパイでスパイがおれでと無駄に複雑なお話についていくのにいっぱいいっぱい、というか途中何度も話を見失う、がただそれは冷戦事情に疎過ぎる私のアタマの責任かも知れない気がしなくもない。冒頭の傷ついたアンジーはかっこよかった。
で、これって結局最終的にアンジーの行動は全て愛のためっていうオチでよいの…?

今までのシリーズを一本も見たことないけどさすがにこの『ハリー・ポッター最終章』の予告は気になる。R指定でしょってくらい雰囲気がダーク過ぎる。