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9.30

『トラス・オス・モンテス』

タイトルもろくに言えないままポルトガル映画祭2010 にてアントニオ・レイス&マルガリーダ・コルデイロ監督『トラス・オス・モンテス』(76年)を見てみたのですが、これがなんとも不思議映画で、自分でも清々しいくらい物語の内容は一切理解できなかったのですが、108分間壮大な詩みたいな映画だなと思って今チラシを見て監督が著名な詩人だったと知りました。なるへそ。
トラス・オス・モンテスという田舎の村を舞台にそこの人々が働いたり子どもたちが転がったり時間を越えたり手を振ったりロバと羊がうじゃうじゃしてたり、そんなだけなのに見ながら色んな映画を思い出した。けど言わない。日本初公開だそうで、見れて良かった。
と幸福感に浸ったのも束の間、映画後のメールで仲良しの友だちが既に大阪の実家に引っ越してたことを知り大いにショックを受ける。貴重過ぎる東京の女友だちがこれ以上減るのはキツい…。