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10.09

『アナボウ』

監督のご好意により常本琢招監督最新作『アナボウ』の試写を拝見させて頂きました。多謝。上映前お気に入りのフクロウ柄のワンピースを監督に「お、ミネルヴァ書房ですか?」と言われてしまい、非常に動揺しながらの鑑賞。
20分の短編、とは聞いていたがタイトルの意味が不明。なんの映画か謎なまま見てみて納得、セックス甲子園を目指しセックス部活動に精進する女子高生の爽やかな青春映画であった(穴と棒)。これが冗談でなくほんと可愛らしいエロ映画で、女子高生の会話の雰囲気とか疾走する自転車とか、見てて聞いてて楽しかった。母親役の中原翔子さんが不思議な動きをしながら電話で話す会話がほんと意味わからな過ぎて、よくこんな脚本頭で思いつくなあと呆れながら感動した。宮﨑駿に失礼だよ、って私が言ってみたかった。
まだまだ練習中の彼女たちが本格的に甲子園を目指す続編があるとかないとか。かなり期待。

東京駅近辺の打ち上げに参加、したはずが気付いたら西荻窪にいて記憶をなくし、翌日には無事家のベッドで寝てる自分が偉いなあと思いました。