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11.08

『ホッテントットエプロン スケッチ』

監督御本人から重々「見ないでくれ」と言われていたのでこっそりと七里圭監督作品『ホッテントットエプロン スケッチ』(06年)をアップリンクさんに見に行ってみたんですがね、最近知り合いの映画監督さんからしょっちゅうこの「gojoさんはムカつくだろうから見ないで欲しい」的なことを言われる機会が多くて、私いつからそんな御意見番キャラになってんねんとちょっと不思議だったのですがね。
確かに、ヒロインに白いワンピースを着せる映画断固反対部(あんなもん汚れが気になったり下着が透けないように気を遣わなきゃいけなかったりと面倒くさいことこの上なくまったく現実的じゃない、幻想の洋服でしかない)なgojoさんとしては冒頭数分で今作に躓きかけるも途中でその下がノーブラ&ノーパンだとわかる程エロ目的のある白ワンピースだったから安心した。セリフもドラマらしい物語もない70分間で、この前田あっちゃん似の主人公が顔は可愛いいし裸も大変きれいなのは十分伝わった(逆にそれ以外何も理解できてない気がしなくもない…)。べっぴんさんじゃないとただのどこにでもいる自意識過剰なメンヘル女にしか見えなくもないもんね美人て素敵と思いました。
映画全体の、青い部屋や無数の赤い糸や河原の光の美しさが凄まじく、牛がかわいくて、段ボールの家が楽しそうで、HPの井川耕一郎さんのコメントを読んですっごい腑に落ちた。