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11.27

「古いクーラー」

昨日は、前回とは違う親切な御方のお誘いにより再び開催中のフェスティバル/トーキョー にて神里雄大演出岡崎芸術座「古いクーラー」を池袋にて鑑賞してみた。初めて見る劇団さんなのでどんなお芝居かまったく予想がつかなかったのだけれどこれが大変面白く非常に満足。回を重ねる毎に内容が変わるらしいので今後同じタイトルの作品を見ても今回の舞台と出会う機会はないっぽいけど。
舞台の隅にソファとイスが置かれてるだけのシンプルな美術に、一切の劇中音楽もなく、具体的な物語が有るわけでもなく、8人の役者さんが(一応みんな古いクーラー?)無意味な言葉をひたすら連ねる退屈な時間、色々考えさせられることもあって、見て良かったです。まだまだお若い演出家さんの次回作が楽しみ。家の近所にこんなオサレな劇場があるって知れたのも良かった。
観賞後には出演してた役者さんも交えて旨いもつ鍋を食べながら陽気に盛り上がりこれまた楽しい時間を過ごす。しかしその数時間後には女31歳の恐ろしさを肌で感じる。刑事とか民事とかよくわかんないし。

なので本日は厄年女がふたり集まって不幸を煮詰めるという名目で鍋を食う。池袋の片隅でものすごい妖気が噴出してたはず。