4.15
『台北の朝、僕は恋をする』
昨日は、先日に引き続き18時間睡眠にチャレンジ、結構余裕だった。ごはんを一回ないことにされた猫たちがキレて台所を荒らしていた。
本日は、なんか台湾の人いっぱい義援金くれてるし製作総指揮がヴィム・ヴェンダースって言うし監督はエドワード・ヤンの弟子って言うしで気になってたけど今更えらく渋谷系なタイトルでちょっとどうなのと思いながらアーヴィン・チェン監督『台北の朝、僕は恋をする』 を最終日最終回に駆け込んでみたらこれが中々悪くなくカジヒデキと思って聴いたら意外とフリッパーズだったわくらいの感触でございました(ごめんなさい、カジくんの音楽を一度も聴いたことはないので完全に勝手なイメージです)。監督さんはまだ30歳だそうな。
夜の台北を舞台に、よくこんな企画が通ったなって感心するくらいゆるい脚本(せめてギャングたちには着替えさせてほしかった…)と大人気らしい台湾スターたちのポップな共演がでもなんか退屈じゃないなあと思いながら見てて最後の桃子ちゃんの一瞬の笑顔ではたと気付いたのはああこれはなんて映画としてまっとうなカットなんだってことでそれが山下敦弘なんかとの決定的な違いなんだろうなと失礼で適当なことを、主演の男の子がオードリー若林に似てるなと思いながら感じたりしました。ヒロインのアンバー・クォ、めちゃくちゃ可愛いけどアニメ声過ぎるのが残念。ラストは、ダンスシーンを入れるにしても、タクシーを見送ったところで終わりでもよかったんじゃないかなあと思ってしまった。台北の本屋さんっておしゃれなのね。