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7.11

『東京公園』

ぽんずさんは、後日改めて大学病院で詳しい検査を受けることになりました。こんな小さい体に手術とかできれば避けてあげたいんだけどねえ。マジ放送禁止レベルのヤバい顔になってるのに食欲に一切減退が見られないことだけが唯一の救い。

多分日曜日、一度試写で拝見した青山真治監督『東京公園』を改めて映画館のスクリーンで見るため、脚本を担当した練馬の巨匠に敬意を表して練馬のショッピングモール内にあるシネコンで鑑賞してみた。以前見たときにあやふやだったことを今回改めて確認してみたり驚いてみたりの感想、最後のIKEAのシーンで、三浦春馬と榮倉奈々が買い物をしてる奥の通路を三人の親子が横切った瞬間それが高橋洋と井川遥とその子どもだとすぐわかったのが印象的だった。はじめは染谷将太のことを三浦春馬の弟なんだろうと思い込んでいたりとかその将太くんが幽霊だとわかったときは春馬くんが尾行する井川遥まで幽霊なんじゃないかと疑ったりとかパーティーのシーンで宇梶剛が亡くなった妻の話をしたときに始めのうちはてっきり井川遥(写真家の方)のことを話してるのだと勘違いしてたりとか春馬くんと菜々ちゃんがふたりの井川遥の写真を見比べたとき一瞬別人に見えたのに春馬くんの部屋に飾ってあるカメラを持った井川遥の横顔はカメラを持った春馬くんに似ていると感じたりとか、今思い返してみても我ながらどうかと思う程たくさん勘違いや思い込みをしながら映画を見ていたので、最後の最後に遠目で見えた親子が勘違いや思い込みじゃなく絶対にあの三人だとはっきりわかって嬉しかったと言うか。三人が一緒にいれて良かったと安心できた。そしてちょいちょい泣いた。
そんなことを春馬くんの意外と逞しい体格にどきっとしたり私も奈々クンみたいな映画好きの彼女が欲しいわんと思ったりしながら見つつ、映画が終って場内が明るくなったときああなんかいい映画見たなあとしみじみ、一階のお総菜屋でおはぎと大福を衝動買いして帰ったのでした。