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8.08

『モールス』

実はエラい張り切って公開初日に見に行ってたもののその後数日食っちゃ寝食っちゃ寝してる間に既に何を思ったか忘れつつあるマット・リーヴス監督『モールス』ですが、おおざっぱな印象としては、オリジナル『ぼくのエリ 200歳の少女』に今イチ乗り切れなかった派としては、個人的にはこっちの方が好きだったかな。それでも、監督の前作が『クローバーフィールド』なんてやんちゃな映画とは思えない程落ち着いて安定した映画作り、マットさん実は真面目な方だったのねと意外な反面、今回は幼少の頃からの親友だそうなJJさんの勝ちかなとは思ってしまった(幼なじみが揃ってハリウッドで成功するって、アメリカってすごいよな)。とにかく色々忠実に、ってのは伝わったけどもうちょっとやんちゃして欲しかった。本当に寒そうで人気のない街の空気やヴァンパイアが登場する瞬間は結構面白かったけど。私は人が火だるまになってる姿に弱いらしい。この邦題はさすがにちょっと無理があるんじゃないかい。
ヴァンパイアがオリジナル晩よりわかりやすい美少女になっているのが微妙なところだけど、今回の少女クロエ・グレース・モレッツちゃん、ついこないだだった『キック・アス』の子どもから一気に美しく、十分男を惑わす大人になっていることに衝撃、吸血鬼より現実の女の方が怖いよと震えてしまった(しかしこの子はこの歳で一体何人殺してるんだ…?)。しかし、赤い血を求めて夜な夜な街で大暴れ、これ赤ワインにして私でリメイクも可能かと。日光過敏症やし。

最近父親が「病気が治る水」を定期的にくれるんだけど、無味無臭で500ml800円だけど、リアルサウダーヂ臭が半端ない。