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9.05

『わたしたちの夏』

監督の福間健二氏は詩人としても活躍なさってるとのことだが失礼ながら全然存じ上げないまま『わたしたちの夏』 を見てみた。
もう若くはない独身女カメラマンの、別れた男とその娘との混乱する時間を詩の朗読や鈴木一博による美しいスチール写真のような映像で見せてくれるのですが、いかんせんアートというものにとんと疎いgojoさんには到底理解できる世界ではなく、途中からお手上げ。と言うのは嘘で、アートっぽいことやってるわりには全てがわかりやす過ぎてちょっと恥ずかしゼミナールだった。ゴダールが好きなんだろうなということは伝わったけど、「私の心の闇は真っ暗なままだよ…」「だからかっこいいんじゃん、あんた」的な会話を素で展開するアラフォー女子とは絶対友だちになれないし。原爆や9・11を扱ってるわりには映画のために簡単に人殺すのもどうかと。なので本当に何もわかってなさそうな女子大生の娘が出てくるシーンにはしばし癒された。あと、日本人中年男性のタンクトップ姿が無理だな私と新たな発見もあり。
なんて、劇中頻繁に繰り返される「水を下さい」という台詞を聞いても既にヘレン・ケラー(北島マヤバージョン)しか連想できない私に高尚な芸術を語る資格があるなんて自分でも思ってませんが…。

怖いよー怖いよーと震えながらやっと『アンダー・ザ・ドーム』上巻読了。どうかハッピーエンドでありますように。