9.26
『世界侵略 ロサンゼルス決戦』
で、数日前に見たバカハリウッド映画とはジョナサン・リーベスマン監督『世界侵略 ロサンゼルス決戦』 、のはずだが自分でも切ない程既に詳細は記憶の彼方に…。
いや、冒頭から、なんの説明もなくとりあえずブチぎれまくってる宇宙人、地獄絵図のように破壊されるロサンゼルス、とにかく戦闘シーンだけで見せまくるという勢いは嫌いじゃなかったけどいかんせんごちゃごちゃし過ぎ&いい加減長過ぎ、場内の空調が意味不明に暑く汗をかきながらの鑑賞だったため妙に疲弊した効果もあり、60分を過ぎた辺りで見てるだけなのに戦士ばりの疲労感、でも二時間近く(長い)頑張って最後まで戦ったというのにこの『ハートロッカー』的オチにはほんとスクリーンに唾棄してやろうかと思う程怒り狂いかけたのだが、しかし、見た後にこの監督が『テキサス・チェーンソー ビギニング』の人だと知ってものすごく腑に落ちた。多分この方は視覚的に面白い映画についてだいぶオタクだし勉強家だしお上手だと思うんだけど、本当に脚本とか物語に興味がなく(結局最後まで宇宙人ブチぎれの理由はわからんままやし)自分が見たいものを撮ることが出来れば満足なんだろうなと。だからきっとマッチョだとか徴兵映画だとか文句言っても本人全然気にしなそう、こんな映画見て泣くヤツの方が悪い(隣の客が号泣してて、マジでびびった)。