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11.21

相米1&2

今週末は開催中の第12回東京フィルメックス さんにて「相米慎二のすべて」に通い、『魚影の群れ』(83年)と『お引越し』(93年)を見てました。
まったく初めて見る『魚影の群れ』は、映画の中であまりにも凄まじいことが起こっているのでつい普通にふーん緒形拳ってマグロ漁やるんやと思ってしまったけど、そんなわけない。 他に夏目雅子が出ててエンディングに原田芳雄の歌が流れて、佐藤浩市の毛量は生命力強そうだなと思った。
『お引越し』は、製作当時多分関西ローカルだと思うけど相米監督本人が出演して主演の小学生の女の子を募集するテレビCMが流れてて、その頃既に映画に足を突っ込んでいた中学生だった私は歳ごまかしてオーディション受けようかしらとか考えてたんだけど、そんな私がバカだった。この田畑智子は神。ビデオで見たことあったけど、やっぱスクリーンとフィルムの力ってすげえなとここまで感じたのは久しぶり。ちょっと後方の座席に座ってたのですが、とにかくほぼ満席のお客さんが圧倒されまくってるのが肌でわかった。そして久しぶりに見て、このファーストカットにはちょっとびっくり。

と映画の余韻に浸ってしっぽり、してたはずが朝方酔っ払って居酒屋の店員に絡みまくる始末。反省。