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11.22

相米3

昨日はぽんちゃんの初七日だったので家でおとなしく二日酔いでぶっ倒れてたんですが、一応映画好きでiPhoneも常備していると言うのに動画を撮るという発想がまったくなかったのは今となってはいいことなのか悪いことなのか。普通の人はペットの映像とか残してるものなのかしらん。

本日にはなんとか復活して再び東京フィルメックスさんでの「相米慎二のすべて」に向かい、『ラブホテル』(85年)を初めて見ました。相米監督によるロマンポルノ作品、うっかり最後にクレジットで脚本石井隆の名前を見るまで村木と名美の物語だと気付けず。
ラブホテルの室内に風神雷神風の屏風があるってだけで十分異様な空気の中、前回同様あまりの事態にただ圧倒されまくってる間に88分は過ぎて行ってしまった。港のシーンも車の撮影もアパートの外の光も見ながらひえーすげーと思ったけど、上映の後の寺田農氏(超かっこよかった)による撮影当時のお話も想像以上にすごいもので。 なんでか、生前に一度遠くからでもいいから相米監督ご本人を目撃してみたかったと強く思った。

そして夜には池袋に移動してとある映画を見たのですが、これは数年前に一度見てて自分でgojo日記を検索したところえらい興奮した感想まで書いてるのに、悲しい程細部を忘れてて、まるで初見のような新鮮さに自分不信。