11.23
『スクリーム4』
本編前から『ドラゴン・タトゥーの女』に続けて『ワイルド7』の予告を見てなんかもうやっぱり韓国に国籍戻そうかしらと思う程情けない気持ちになってしまったもののなんとか気を取り直してウェス・クレイヴン監督『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』 を鑑賞。このシリーズの今までの作品を真面目に見てきたわけじゃないけど十分楽しく馬鹿馬鹿しく感心した。
シリーズ一作目で生き残ったヒロインが映画内事件のことを書いた小説を出版したことを機に事件の舞台になった故郷に戻ってくるとまた過去と同じような殺人事件が次々と起こりだしホラー映画マニアの高校生たちが面白がって解決に乗り出す、「ホラー映画のセオリーではこの先は…」とか「リメイク版はオリジナルを越えなければ…」とか台詞で言ったことを丁寧にその後実行する、よくこんなこと考えるなと呆れつつもパーティーでホラー映画を見てる最中実際に殺人事件が同時に起こるシーンなんかはかっこよさに感動、そしてあのお面が登場する度に思いっきり椅子から飛び上がってビクビクしまくり。最終的に、殺人犯が犯行現場を中継しながらネットで流すことこそが最新のホラー映画だ!と張り切った映画オタクのガキどもが犯した失敗が映画を元に戻す、おじいちゃん監督の勝利がかっこよし。名作『バレンタインデー』では真面目な女子高生役だった少女がとんでもない悪人役になってましたけど。
それにしても祝日の歌舞伎町で見たからか、周りの客が自由に出入りしまくるわ私語はでかいわで、まあこの作品の雰囲気にあってたからよかったんだけど。