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11.25

相米4&5&6

そしてもう再び東京フィルメックスさんに戻り、「相米慎二のすべて」で『雪の断章ー情熱ー』(85年)と『東京上空いらっしゃいませ』(90年)をスクリーンで初めて、公開時以来に『風花』(01年)を見たのですが、なんかもう、色んなことに胸と頭がぱんぱんになり過ぎてもはや細かいことは覚えてない。数年前フィルムセンターさんで初めて『ションベン・ライダー』を見たときも動揺し過ぎて日記なんて書いてる場合じゃないとスルーしてしまったことがあるのですが、今回もやっぱり無理。とりあえず、私もぽんちゃんにトロンボーンのひとつも持たせてやればよかったと涙と鼻水をだあだあ垂れ流し、ますます若手監督の日本映画を見る気が失せてった。
上映後の笑福亭鶴瓶と浅野忠信の、司会をたてずに相米監督についてそれぞれがひとりで話したトークもとても感動的で、「相米はそこにいますよ」という鶴瓶の言葉が本当だった。浅野さんの髪型が米兵みたいで素敵だった。